◆子供を子供扱いしすぎないこと – 5歳男の子の七五三撮影レポ –
撮影する意図を説明するのではなく、実際に楽しいと感じてもらうことが大事
そもそも撮影って、子供からしたら「なんでするの?」ぐらいなものだと思うんですよね。
だからといって、
その「Why?」に素直に大人が答えて、「撮影だからちゃんとして!」「おじいちゃんに見せるんだからしっかりやろ!」みたいに撮影する”意図”を説明しても、なんか逆に子供はやる気なくなっちゃう気がするんです。
自然と「写真を撮られることが楽しい」と思ってもらえることが大事だと思っていて、こどものペースを第一に考えています。
例えば、好きなキャラクターのポーズをしてもらってみたり、かくれんぼしたり、走り回ったり、、、
そうしてると段々子どもの方から「これ撮って~!」なんて言ってきてくれるんです。
しかもこちらが絶対思いつかないポーズだったり場所だったりが、あれよあれよと出てきます。笑
子供の発想力は無限大。
そんな可能性を、撮影中でもできる限り引き出してあげたいんです!
その子が好きなものとか興味をそそる話題を投げかけたりしながら、
会話のキャッチボールもするように意識しています。
5歳はもう立派な一人の人間
こちらの神社さんでは、ご祈祷中も撮影させていただくことができました。
先ほどの天真爛漫な笑顔とはまた違った表情に。
しっかり座って、相手の目を見てお礼が言える。
5歳とはいえ、もう立派な一人の人間です。
一人の人間だなんて当たり前のことですが、、
子供は大人の知らないところで急成長していて、沢山のことを感じとって、強い意志も持ってます。
だからこそ、大人の意図を押し付けないように、子供の考えも一人の対等な人間として尊重してあげるべきだと思っています。
撮影中に、子供を子供扱いしすぎず、一人の人間として接すること。
特に5歳くらいになった子供の撮影をするときはとても必要な意識だと私は考えています。
こちらのご家族、本当に仲良しで、みんなの笑顔が伝染し合ってる感じがすごく伝わってきました。
出張撮影が初めてとのことでしたが、撮影時間そのものを楽しんでいただけて、何より嬉しかったです!
みなさんの笑顔からすっごく元気をもらいました。
この度は楽しい時間をありがとうございました^^